同じお金なのに価値が変わるのはなぜ? 明治・大正・昭和・平成それぞれの時代のお米の価格推移
お金の価値が変わる理由
お金の価値が変わる理由はさまざまですが、経済成長力や貿易収支、国家自体の安定性などが要因としてあげられます。国の財政が安定しており、かつ経済発展が見込めるような場合はお金の価値が高まります。 一方、国の財政が赤字続きだったり将来性が期待できなかったりする場合には、反対に価値が下がる可能性もあるでしょう。 日本の場合は歴史を重ねる中で経済成長を繰り返し発展を遂げてきました。その中でお金の価値が高まっていったのです。
お金の価値は今と昔で違う
明治時代と現在のお金の価値を比較すると、大きな差があることが分かります。「昔の人のお給料はたったの数十円だった」と聞くと驚きますが、企業物価指数をみると頷けるでしょう。お金の価値は時代によって大きく違うものの、どの時代においても大切なものという認識は変わりません。今後、ニュースを見る際に物価指数についても注目してみてはいかがでしょうか。 出典 日本銀行 昭和40年の1万円を、今のお金に換算するとどの位になりますか? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部