パリ五輪に向け合宿中…ボクシング・岡沢セオン選手と原田周大選手「金メダル持ち帰りたい」
7月に開幕するパリ五輪に向け、鹿児島県鹿屋市で合宿中のボクシング日本代表、岡沢セオン選手(28)(71キロ級)と原田周大選手(22)(57キロ級)が13日、中西茂市長を訪ね、「良い練習ができている。金メダルを持ち帰りたい」と力強く語った。 【動画】ボクシング・重岡兄弟、熊本県庁を訪ねくまモンの腕にベルトを掛ける
岡沢選手は山形市出身。大学卒業後、鹿屋市に移住し、市内のボクシングジムで練習を積んできた。2021年の東京五輪は2回戦で敗退したが、直後の世界選手権でチャンピオンに。昨年10月のアジア大会で優勝し、パリ五輪の切符を手にした。
岡沢選手は「金メダルを獲得し、『応援して良かった』と言ってもらいたい」と意気込んだ。北九州市出身の原田選手は「同じ九州ということで(鹿屋の)皆が応援してくれる。いい姿を見せたい」と語った。
中西市長は「最高の舞台で最高のパフォーマンスを発揮し、夢を実現してほしい」などと激励した。
両選手は14日に鹿屋を離れ、北海道や東京で合宿した後、7月18日に現地入りし、本番に備える。