「自分に腹が立って」ボールガール無視で大ブーイングを浴びたプチンツェワがSNSで謝罪文を投稿<SMASH>
現在開催中のテニス四大大会「全米オープン」女子シングルス3回戦で、ジャスミン・パオリーニ(イタリア/世界5位)に3-6、4-6で敗れたユリア・プチンツェワ(カザフスタン/同32位)が、試合中のとある行動で非難を浴びている。 【動画】プチンツェワのボールガール無視に会場から大ブーイング 英国メディア『EXPRESS』によると、第1セットを落としたプチンツェワは、第2セットもパオリーニにブレーク先行を許し、ゲームカウント2-4と厳しい状況に追い込まれていた。そして迎えた自身サービスの第7ゲーム。ボールガールを見つめながらボールを渡すよう促したプチンツェワだったが、どういうわけか1つ目のボールを無視。 ボールガールの投球はしっかり彼女の正面に向けられていたのだが、2つ目のボールも目で追いながら受け取らず、3つ目にしてようやくキャッチしたものの、その頃には彼女の不遜な態度に会場から大ブーイングが巻き起こっていた。 その際の映像はSNS上でも拡散され、多くの批判を呼んでいたが、事態を重く受け止めたプチンツェワは自身の公式インスタグラム(@yulia_putintseva)のストーリーに以下のような謝罪文を投稿した。 「ボールガールには、ボールを投げてくれた時の私の態度を謝りたいと思います。正直なところ、あれは彼女になんの関係もなかった。ブレークポイントを落としてしまった自分に腹が立って、感情が空っぽになっていました。深く考え込んでいて、何が起こっているのか、誰からボールを受け取っているのかにさえ集中できていなかったの」 自身への怒りから、周囲への気配りができなかったとしたプチンツェワだったが、それでも事態は収まらず、この投稿の後にもSNS上では「彼女にこんな態度を取る権利はあるのか」、「ツアーで最も性格の悪い選手の1人」といった批判の声が上がっている。 構成●スマッシュ編集部