リリー=ローズ・デップが「トラウマになった」と語る父ジョニー・デップの主演作。当時の率直な思いを明かす
ジョニー・デップの娘で、自身も俳優として活躍するリリー=ローズ・デップ。 3歳の頃に観た父の出演作が「トラウマになった」と明かしました。 【映像】「トラウマになった」と語るジョニー・デップの主演作がこちら
米俳優のジョニー・デップの娘で、自身もモデルや俳優として活躍するリリー。 リリーは1月、英ハーパーズ バザー誌のインタビューに応じ、3歳の頃に観た父ジョニーの代表作にコメントしました。 リリーが観たのは、1990年に公開されたティム・バートン監督映画『シザーハンズ』です。 同作品でジョニーは、ハサミの両手と優しい心を持つ人造人間「エドワード」を演じました。 作品内でエドワードは“街の人々から恐れられる存在”でしたが、純粋無垢な人柄から徐々に人気を集めていきます。 しかし度重なる不慮の事故によって、エドワードには偏見の目が向けられていきました。
リリーは同作品が「トラウマになった」と理由として、同雑にこう語りました。 「主人公エドワードが怖いと思ったわけではありません。町の人々のエドワードに対する行動が本当に卑劣だったから、気分が悪くなったんです」 「後半のシーンは本当につらくて、映画を観るのをやめました」 「幼い頃の記憶はあまりないのですが、不思議なことに当時の衝撃は覚えています」
リリーは、12月にアメリカで公開された自身の主演映画『ノスフェラトゥ(原題)』の登場人物の名を挙げ、こう続けました。 「(シザーハンズの)エドワードは“いい人”だけど、ノスフェラトゥはちょっと悪い役柄。だけど、ノスフェラトゥの気持ちは少し分かります」 同作品は1922年にドイツで制作されたサイレント映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』のリメイク版。 リリーは、吸血鬼ノスフェラトゥことオルロック伯爵に執着される新婚妻「エレン」を演じました。 「物事に潜む“暗い側面”に興味があるんです」 「俳優として、可能な限りリアルな演技をしたいと思っています。だから、しっかりと役に入り込むようにしています」 「“ただ暗い役”なんてありません。それぞれ心境に複雑なものを抱えています」