《慶應SFC時代の“一軍女子”素顔》折田楓社長、PR会社を創業するに至った背景「SNS投稿した女子アナ親友とのプリクラ」「マスコミ志望だった」兵庫・斎藤知事の虚偽指摘に求められる説明責任
「なかでも仲が良かったのがフジテレビの小澤陽子アナ(33)。お互いを下の名前で呼び合い、ほとんど毎日のように一緒にいました。小澤アナとは家族ぐるみの交流をしていて、楓の母親が上京してくると小澤アナの母親と4人でご飯に行っていたようです。 双方の母親の誕生日を祝うこともあって、2人でプレゼントを買いに行ったりしていましたね。家族で遊んだあとはゲーセンに寄り、4人でプリクラを撮ることもあったそう」(同前) 折田氏はこうしたプリクラをSNSに投稿するだけでなく、多くの同級生や知人にも送っていたという。当時から周囲に“発信”することに対しても、意識が高かったのだろう。それは自身の進路選択にも少なからず影響していたようだ。 「最初はメディアへの就職も考えていたと思います。1年生か2年生の頃、テレビ朝日の深夜の番組に出演していました。女子大生がカラオケを歌うという企画でしたね。 小澤アナと一緒に、マスコミに就職したOB・OGから話を聞いたこともあったみたいで、ミスコンにも出る話もあったようですが、どこかでマスコミを諦めたようで小澤アナだけ出場し、楓はそのタイミングでパリ留学をしています」(同前)
学生時代に経験した「原体験」
大学でも交換留学制度を使ってフランスに留学した折田氏。2014年に大学を卒業後、銀行勤務を経た彼女は、「インスタ映え」が流行語大賞に選ばれた2017年に起業するに至った。 折田氏はnoteで、同社が行政の案件を積極的に手掛ける理由を説明している。その根底にあるのが「行政の発信や広報が圧倒的にダサい」という課題意識だ。彼女はフランス留学や滞在を経て、「私が住んでいたフランスでは、行政の発信もやはりおしゃれで、美的センスに溢れるものが多くありました」(原文ママ)と感じるようになり、日本の行政が手掛けるPRの改善に取り組むことになる。 持ち前の行動力と発信力で、PR会社をグロースさせてきた折田氏。日本中の関心事となった兵庫県知事選挙という大舞台で、SNS運営に主体的に携わったかどうか、それがボランティアだったかどうか──折田氏の口から真相は“発信”されるのだろうか。今後の展開に注目が集まる。
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