2025年冬は電気・ガス代とも上がる!?今冬の暖房費の概況と今できることを節約の専門家が解説
電気・ガス代は値上がり。今のうちに暖房器具などのチェックを
一方、政府の補助金は、2024年10月使用分をもって終了しましたが、10月9日現在、2025年1月の使用分から再開させる方向で調整に入ったことが報道されました。既存予算により12月分からの再開案も浮上しているとか。 12月分から再開してほしいところですね。 とはいえ、補助金が再開しても、今年も節電・節ガスをがんばる必要があることには変わりません。ただし、無理な節約は体調を崩してしまい、かえって損をすることに。 暖房効率を上げるように窓対策をする、暖める範囲を狭くする、湿度を上げる、1枚多く着るなどをするといった基本的なことは忘れずにやりましょう。 また、本格的な冬が来る前に、古くなったエアコンなど暖房器具の買い替えを検討してみるのも一案です。 私の友人は今年5月、15年間使っていたエアコンを省エネ度がそこそこのエアコンに買い替えたところ、夏の電気代が去年の半分に減ったと驚いていました。エアコンの稼働時間は圧倒的に増えてかつ、電気代は値上げされていたのに、電気代が減るってすごいですよね。 使っていたエアコンや買い替えたエアコンの種類によって減る度合いは異なりますが、10年以上使っている古い暖房機器は買い替えた方が、長い目で見るとお得といえそうです。 暖房の季節に備えて、あなたも暖房器具の見直しをしてみてはいかがでしょう? 教えてくれたのは… 丸山晴美さん 22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年、節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザーなどの資格を取得。身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどを、テレビやラジオ、雑誌、講演などで行なっている。著書は「シングルママの『お金に困らない』本」(徳間書店)、「50代から知っておきたい!年金生活の不安、解消します」(共著)(幻冬舎)、「お金を活かす ハッピーエンディングノート」(東京新聞)「節約家計ノート2024」(東京新聞)steady.特別編集「知識ゼロでもまるっとわかるお金の基本」(宝島社)など多数。 取材・文/かきの木のりみ 構成/サンキュ!編集部
サンキュ!編集部