EXTREME王者・勝俣瞬馬が須見和馬の「いつでもどこでも挑戦権」行使にヒヤヒヤの王座V6【DDT】
「9・29後楽園で須見と一緒にEXTREME防衛したい」
DDTプロレスが9月16日、北海道・札幌サンプラザで「DRAMATIC INFINITY 2024 TOUR in SAPPORO【DAY2】」を開催した。DDT EXTREME王者・勝俣瞬馬が若手の須見和馬に「いつでもどこでも挑戦権」を行使され、ヒヤヒヤで王座V6に成功した。 この日のメインイベントで勝俣はMAO、To-yと組み、HARASHIMA&納谷幸男&須見と対戦。一進一退の攻防となり、サウナカミーナの連係も上々だったが、須見がロープの反動を利した必殺スク~ルボ~イで先輩のTo-yを丸め込んで勝利を挙げ、To-yが保持していた「いつどこ」をゲット。須見はEXTREME王者の勝俣に対して即、行使を宣言。本来、同王座戦のルールは王者が指定できるが、須見は得意技のスクールボーイ限定決着での1カウントフォールマッチを要求し、勝俣が受諾した。須見は6・21千葉・アクア・ユーカリでの5WAYマッチで同王座に挑んだことがあるが、単独ではシングル王座初挑戦となった。
31歳の勝俣に対し、須見はまだ21歳で10歳差。休憩なしの緊急決定試合で勝俣はメインでの疲労を隠せず。1カウントすら許されない状況下で、須見がスクールボーイ連発も、勝俣はクリアして場外にいったん回避。リングに戻った勝俣はドロップキックで場外に落とすと、鉄柱攻撃、イス殴打、ボディースラム、DDTとエグい攻め。リングインして、勝俣はととのえスプラッシュ狙いも自爆。ここから須見がスクールボーイ連発も、勝俣はなんとか阻止。須見はスイングDDTから、ロープの反動を利した必殺スク~ルボ~イもカウントは0。スクールボーイの応酬となったが、切り返した勝俣が一瞬のすきを突いてスクールボーイで丸め込んで1カウントを奪い、スリリングな展開を制した。 9・29後楽園で勝俣は特殊ルールでの次期防衛戦(王者=勝俣&須見vs挑戦者=彰人&夢虹、蛍光灯IPPONタッグデスマッチ)が決まっており、ここで負けたら、その防衛戦も風前の灯火になりかねなかっただけに、まさに命からがらの薄氷の防衛となった。
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