連立政権「100%全部合意しないとつくれないわけではない」立憲・辻元代表代行
■街の人の声を辻元氏はどう受け止めたか?
諦め、不安、期待、様々な声がありました。辻元さん、どう受け止めますか? 【立憲・辻元清美代表代行】「かなりシニカルな感じに受け止めました。ただ政治っていうのは、誰が担うかによって、やはり違ってくるんですよね。 少なくとも、首班指名によってどうなるかはわかりませんが、政権を担わしてもらったら、まず政治改革はやろうと思うわけです。 特にこの企業献金の禁止とか、政策活動費廃止とかですね。大きな意味での政治改革はまずやんなきゃいけないし、選択的夫婦別姓のような社会制度もすぐ変えようと思うし、 かつ 経済政策もアベノミクスありきで来た経済政策の見直し、転換というのも やらなきゃいけないし、やっぱり私は政治の担い手が変わると政治は変わるということをぜひ皆さんにも一緒に変えていこうと思ってほしいなと受け止めました」
■連立政権は100%合意しないとつくれないとは思わない
【共同通信社編集委員 太田昌克さん】「辻元さんは国対委員長、今の自民・森山幹事長と丁々発止でされましたよね。合意形成の術っていうのは、お得意な分野だと思うんです。 昨日、ある国民民主党の幹部と話したんですけれども、立憲とやっていこうとすると、やっぱり引っかかるのが立憲はリベラルが強すぎる。 例えば原発の問題っていうんですね。この辺の合意形成が難しい分野は、転がしながら解を探るというようなそういうことはお考えでしょうか?」 【立憲・辻元清美代表代行】「(議員)1年生の時のスタートが『自社さ政権』( ※自民党、社民党、新党さきがけの連立政権)だったんですね。あの時なんかは、自民党と当時の土井たか子さんの社民党ですから橋本龍太郎さんと土井たか子さんが並んでたわけですよ。 これとこれをやる政権なんだと明らかにして、やらないことも明らかにして、そしてさらには協議をしていくことも明らかにして、合意を作って、その上で政権を担ったわけなんですね。 ですから、連立政権のつくり方っていうのは、100%全部合意しないとつくれないわけではないというように思います」