入所者から借金 国立療養所の職員「お金に困っていた」、2人から計18万円 減給3カ月の処分 宮古島 沖縄
国立療養所宮古南静園は2日、入所者2人から18万円を借りていたとして、看護助手の50代男性を減給3カ月の懲戒処分にしたと発表した。 【写真】狭い壕、頭上には爆音…ハンセン病患者たちが見た「沖縄戦の始まり」
男性職員はすでに借りた18万円をぞれぞれの入所者に返済している。南静園は「二度とこのようなことがないように再発防止のための教育などを行い、綱紀粛正に努めたい」とコメントした。 南静園によると、男性職員は2009年に入所者1人から10万円を、11年には別の入所者から8万円を借りていた。12年度までに返済していた。男性は「お金に困っていた」と話していたという。
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