保険証に続き一体化「マイナ免許証」来年3月スタート 従来の免許証からどう変わる
メ~テレ(名古屋テレビ)
「マイナ免許証」来年3月スタートします。マイナンバーカードが保険証に引き続き、今度は運転免許証と一体化されることになりました。 名古屋市天白区にある、愛知県運転免許試験場。自動車などの運転免許の交付や更新のために平日は約2000人のドライバーが訪れています。 政府は来年3月24日から、マイナンバーカードと運転免許証を一体化した「マイナ免許証」の運用を開始することを閣議決定しました。 マイナンバーカードのICチップに運転免許証の番号や顔写真、メガネの有無など使用条件を記録することで、運転免許証としても利用できるようになる、マイナ免許証。 マイナ免許証は、住所や氏名の変更手続きを自治体の役所などで済ますことができ、さらに優良運転者などの場合、更新のための講習をオンラインで受けられるなどのメリットがあります。 従来の免許証の発行も継続され、マイナ免許証と両方を所持することも可能です。
従来の免許証からどう変わるのか
マイナ免許証を発行する際の手数料は、従来よりも新規取得の場合で500円、更新の場合は400円安くなります。 一方で、従来の免許証を取得する場合、新規で300円、更新で350円の値上げとなります。 そして、従来の免許証には大きく表示されている有効期限がマイナ免許証では記載されなくなるという変更点も。 確認するには、これまで通り更新前に届くはがきや、現在開発中のアプリを使うことになる見込みです。