16日未明、酒を飲んで自転車を運転したとして裁判所職員の男が逮捕されました。 16日午前4時40分ごろ、久留米市花畑でパトロール中のパトカーを見て急に右折した自転車を不審に思い、警察官が追跡しました。 運転していた男は近くの駐車場に自転車を置いて逃走しました。 取り押さえた警察官が男から酒の臭いがするのに気づき検査したところ、基準値の4倍近いアルコールが検出され、男を現行犯逮捕しました。 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは福岡家庭裁判所久留米支部の職員　佐々木直人容疑者(50)です。 佐々木容疑者は「15日の夕方から福岡市内の居酒屋などで同僚と一緒に酒を10杯以上飲んだ」「電車を乗り過ごし、飲酒運転になると分かった上で誰の物か分からない自転車で帰宅途中だった」などと話し、容疑を認めているということです。 自転車は他人名義で警察は入手経路についても調べています。