石川県 「北陸応援割」の開始日を決定、GW後も実施予定、北陸新幹線の延伸開業日にスタート
石川県は、能登半島地震の影響を受けた観光を支援する北陸応援割「いしかわ応援旅行割」を2024年3月16日に開始することを決めた。対象となる他3県と足並みをそろえるかたちで、北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業日にスタートする。予約開始は3月12日から、新たな予約が対象。既存の予約やビジネス利用は対象としない。 今回開始を決めたのは「いしかわ応援旅行割」の第一弾。県は、ゴールデンウィーク以降に第二弾を予算の範囲内で実施予定としている。ゴールデンウイーク後も実施することで、2次避難者の受入れに協力している宿泊施設が北陸応援割を活用できるよう配慮した。 北陸応援割は、能登半島地震によって被災地域に観光需要の落ち込み、キャンセルが発生していることから、2024年1月に政府が「被災者の生活と生業支援のためのパッケージ」として盛り込み閣議決定されたもの。国内旅行者だけでなく、訪日旅行者も対象となる。 補助率は旅行・宿泊料金の最大50％（泊/人）で、限度額は宿泊単体商品・交通付宿泊旅行商品が1泊2万円、2泊以上の交通付宿泊旅行商品が3万円、周遊型旅行商品（宿泊地が2県以上） が3万5000円。能登地域については、復興状況をみながら、より手厚い旅行需要喚起策が検討されることになる。
トラベルボイス編集部
