【厚生年金】40年間の平均年収が「約526万円」だった男性。老齢年金は年額でいくらになる見込み?
春の大型連休である「ゴールデンウィーク」。今年のゴールデンウィークは4月29日(月)から5月5日(日)までの7日間となっていますが、皆さんはどのように過ごすご予定でしょうか。 【一覧表】2024年度「国民年金の満額」と「モデル夫婦世帯の厚生年金額」はいくら?いまのシニアの平均月額もチェック 遊園地やキャンプ、ショッピング、帰省など人それぞれ予定はあると思いますが、どんなことをするにもお金はかかるものです。 ここ最近では「増税」「物価上昇」などのニュースが飛び交っており、支出額は増加する一方です。 大きな出費があればついついお金について考えてしまいがちですが、皆さんは老後生活について考えたことはあるでしょうか。 「まだまだ先のことだから..」「なんとかなる!」と考える方もいらっしゃいますが、老後生活の収入源は年金であるため、現役時代と比べると減少する傾向にあります。 本記事では40年間の平均年収が「約526万円」だった男性の老齢年金見込み額を解説。老後生活を豊かに過ごすコツについてもお伝えしていきます。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
公的年金は「国民年金・厚生年金」の2階建て構造(しくみを図で解説)
公的年金には「国民年金・厚生年金」があり、2階建て構造となっています。 「国民年金のみ」に加入する方と「国民年金+厚生年金」に加入する方では、将来の老齢年金額に差が生まれるでしょう。 過去の加入実績とともに、自身の加入状況を振り返っておきましょう。 ●国民年金(1階部分:基礎年金) ・原則、日本国内に住む20歳以上60歳未満の全員に加入義務がある ・保険料は一律 ・納付した期間に応じて将来もらえる年金額が決まる ●厚生年金(2階部分) ・公務員やサラリーマンなどが加入する ・収入に応じた保険料を支払う(上限あり) ・加入期間や納付額に応じて将来もらえる年金額が決まる 自営業者などは、1階部分となる「国民年金」のみに加入し、一律の国民年金保険料を納めます。 保険料は一律なので、加入期間と納付月数が同じであれば、加入者全員が同じ年金月額を受け取れることになります。 一方で、2階部分となる「厚生年金」の場合は保険料が報酬比例制となっているため、年収や加入期間などによって受給額が異なるでしょう。 なお、専業主婦なども国民年金のみとなりますが、第2号被保険者に扶養される形となるため、保険料の支払いは発生しません。