「県民に日頃からの対策求める」南海トラフ臨時情報呼びかけ終了 兵庫県で会議
南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」について、政府からの特別な注意の呼びかけが15日に終了したことを受けて、兵庫県が「災害対策連絡会議」を開き、県民に対して日頃からの対策を引き続き行うよう求めました。 8日に発生した宮崎県日向灘を震源とする地震を受けて、内閣府などは南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」を発表しました。 その後、震源の日向灘では大きな地殻変動が見られていないことなどから、内閣府は、特別な注意の呼びかけを15日午後5時に終了しました。 この発表を受けて、兵庫県では16日午前10時に「災害対策連絡会議」が開かれ、池田頼昭防災監が「南海トラフ地震が発生する確率は依然高い状態、県民に引き続き安心して生活してもらえるように取り組んで参りたい」と話しました。 兵庫県は県民に対して、避難場所や避難経路の確認、水や食料の備蓄など、地震・津波の発生に備えて日頃から対策を取るよう求めています。
ABCテレビ