ヤンキース、2019年MVPベリンジャーをカブスからトレード獲得 ジャッジを右翼起用、一塁手補強も計画か
◆ 2019年MVP、通算196本塁打の強打者を獲得 現地時間17日、ニューヨーク・ヤンキースがシカゴ・カブスとトレードを成立させたと米複数メディアが報道。コディ・ベリンジャー外野手(29)と500万ドルの金銭を獲得し、対価としてコディ・ポティート投手(30)を放出した。 ベリンジャーは2013年のドラフトでドジャースに入団し、2017年にMLBデビュー。同年に39本塁打を放って新人王に輝くと、2019年には打率.305、47本塁打、115打点、OPS1.035という活躍でMVPを獲得。翌2020年には球団32年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献した。その後、右肩手術の影響により打撃不振が続くも、昨季新加入のカブスで復活を遂げ、打率.307、20本塁打、97打点、26盗塁、OPS.881をマーク。自身2度目のシルバースラッガー賞受賞を果たした。 昨季終了後にカブスと3年8000万ドルで再契約すると、今季は130試合に出場して打率.266、18本塁打、78打点、OPS.751という成績。今季終了後はオプトアウト権を行使せず残留したが、カブスのカイル・タッカー獲得に押し出される形でヤンキース移籍となった。2026年シーズン終了時まで契約が残り、来季終了後のオプトアウト権を持っている。 今オフのヤンキースは右翼手のフアン・ソト、一塁手のアンソニー・リゾがFAを迎え、外野と一塁を守る左打者のベリンジャーは補強ポイントに合致。来季はゴールドグラブ受賞歴のあるベリンジャーが中堅を守り、アーロン・ジャッジが右翼へ復帰するようだ。さらに現地メディアは、ヤンキースが次に一塁手補強を目指すと予想。メッツからFAのピート・アロンソや、ダイヤモンドバックスからFAのクリスチャン・ウォーカーらに興味を示していると伝えた。
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