電子黒板からカラー電子ペーパーまで、次の教育ICTには何が採用される? 最先端が分かる「EDIX 東京 2024」で各社のブースを見てきた
BenQは電子黒板やレーザープロジェクターを出展
電子黒板や液晶ディスプレイ、プロジェクターなどを手掛けるBenQは、電子黒板の新製品2シリーズとレーザープロジェクターを出展していた。 電子黒板「RM04シリーズ」は、Google EDLA認証済みで、Google Playストアのアプリを利用できる。画面サイズは65型と75型の2モデルが用意されており、解像度は全て4Kだ。 電子黒板「RP04シリーズ」は、RM04シリーズの上位に位置付けられる製品で、RM04シリーズの機能に加えてサブウーファーや空気品質センサー、マイナスイオン発生器も搭載する。 サイズは65型/75型/85型の3モデルが用意されていた。BenQの電子黒板は海外の大学などでも広く採用されており、日本では特にインターナショナルスクールでの採用が増えているとのこと。 光源にレーザーを利用したレーザープロジェクターの新製品「LW650」も展示されていた。LW650は、フットプリントがA4サイズで、重量は約2.9kgとコンパクトで軽量だが、4000ANSIルーメンの高輝度を実現している。さらに従来比で70%もの省エネも実現していることが魅力だ。
Google EDLA認証取得電子黒板を出展していたTVS REGZA
TVS REGZAは、中国の電機メーカー・ハイセンスの子会社で、東芝・REGZAブランドの映像機器の開発・製造・販売・修理を行うメーカーである。 TVS REGZAがEDIXに出展するのは今回が初めてとのことだが、同社が開発・販売しているGoogle EDLA認証を取得した電子黒板を出展していた。 同社の電子黒板は「レグザキャンパス」というブランドで販売されており、ブースに展示されていた「TD-E757TS」は、レグザキャンパスの最新モデルだ。サイズは75型となっている。別に65型モデルも用意されている。Google EDLA認証を取得しているため、Google Playストアからさまざまなアプリをインストールできることが特徴だ。