セルティックス、16年ぶり史上最多18度目優勝 最多31得点のテータム、号泣で歓喜
◆NBA ▽ファイナル 第5戦 セルティックス106―88マーベリックス(17日、米マサチューセッツ州ボストン=TDガーデン) 4戦先勝方式の第5戦が行われ、3勝し“王手”を懸けていたセルティックスが、マーベリックスに106―88で勝ち、2008年以来、16年ぶりの優勝。並んでいたレイカーズを抜いて史上最多18度目のチャンピオンに輝いた。 試合はセルティックスが、第1クオーター(Q)28―18でリード。また、第2Qはマーベリックスが点差を縮めてくると、すかさず3ポイントを沈めるなどし、さらにリードを広げた。セルティックスは、終了間際にペイトン・プリチャードが、ハーフライン付近からシュートを放ち、ブザービーターの“スーパープレー”。21点差で前半を折り返した。 第3Qも、点差はほぼ変わらず。最終第4Qも、マーベリックスのルカ・ドンチッチがシュートを決めると、すかさずセルティックスのジェイソン・テータムがゴール。テータムは最後、ベンチに下がり、顔を覆って歓喜の涙。最後は18点差で勝利した。 セルティックスはジェーソン・テータムが最多31得点を挙げ、4人が2桁をマーク。一方のマーベリックスは、ルカ・ドンチッチが苦しみながらも28得点。3ポイントも9本中、成功2本だった。 ファイナルは、セルティックスが先に、一気に3連勝。負ければ終わりの崖っぷちからマーベリックスが第4戦で意地の1勝を挙げるも、第5戦はホームでセルティックスが圧倒した。
報知新聞社