沼津市民文化センターでサックス演奏会 結成10周年でメンバーの故郷巡る
サクソフォン四重奏団「ルミエサクソフォンカルテット」の結成10周年ツアー・コンサートが12月6日、沼津市民文化センター(沼津市御幸町)で開かれる。(沼津経済新聞) 2014(平成26)年10月、東京芸術大学同窓生によって結成された同団。メンバーは、ソプラノサックスの住谷美帆さん、アルトサックスの戸村愛美さん、テナーサックスの中嶋紗也さん、バリトンサックスの竹田歌穂さん。カルテット名の「ルミエ」はフランス語で「光」を意味し、いつも輝き照らす存在でありたいという志を持って活動しているという。これまでに音楽イベント「ラフォルジュルネ・オ・ジャポン」や「東京春音楽祭」などに出演し、現在も全国各地の演奏会や芸術鑑賞会に出演している。 同カルテット10周年記念として行う、各メンバーの出身地である東京、茨城、鳥取、静岡を巡る同ツアー。アルトサックスの戸村さんが沼津出身であることから同施設でコンサートを開く。 演奏曲目はウジェーヌ・ボザの「アンダンテとスケルツォ」、ヨハン・ブルグミュラーの「25の練習曲よりOp.100」、フレデリック・ショパンの「ポロネーズ 変イ長調 Op.5 3『英雄』」、モーリス・ラベル「ボレロ」など。 戸村さんは「あでやかで豊かな音色を持っていて、さまざまなジャンルをも演奏できるサックスはたくさんの可能性を持っている楽器。サクソフォンカルテットは、同族楽器4つが合わさることによる共鳴しているような重厚な響きが魅力。当日は中高生がアンサンブルコンテストで演奏する曲も演奏する。サクソフォンとの出合いがあった沼津での初のカルテット公演。個人的にとてもわくわくしている。多くの人に聴いていただき、サクソフォンの魅力が一人でも多くの人に伝われば」と話す。 19時開演。チケットは、一般=3,000円(当日3,500円)、学生=1,500円(同2,000円)。全席指定。
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