がんステージ4の森永卓郎さん“毎日違うヨーグルト”と“脂っこい肉”を積極的に食べる食生活で「いまは絶好調。死ぬ気がしない」 和田秀樹医師も「理に適っています」
塩分やカロリーは過剰よりも不足する方が害に?
一方で、シニアだからこそ、塩分やカロリーといった数値にとらわれすぎないことも必要だ。 「年を取れば取るほど、過剰よりも不足する害の方が大きくなります。例えば塩分。日本人の塩分摂取量の目安は1日あたり、男性が7.5g未満、女性が6.5g未満とされていますが、17か国を対象とした10万人以上の大規模調査ではその摂取量だと、1日あたり10~15g摂っている人より40%も死亡率が高いと報告されました。 コレステロールも生活習慣病のリスクが高まるなんていうけれど、女性ホルモンや免疫細胞の材料となる重要な栄養素ですから、制限しすぎると免疫力も低下するし、骨粗しょう症になるリスクも高まる。摂りすぎることよりも足りないことに気を配るべきです」 自分の命をどう生かすか。これまで森永さんの経済分析からマネー術を学んできたように、いま森永さんが本当に食べている食事から学ぶことは大いにある。 ※女性セブン2024年11月14日号
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