ハーブ&スパイスフードで夏を乗り切る、大阪・梅田で食養生メニュー4選
「暑さで食欲が・・・」「疲れがとれない」、そんなときは、古今東西で活用されてきた「スパイス」や「ハーブ」の力を借りて元気に夏を乗り切りたい。現在、商業施設「グランフロント大阪ショップ&レストラン」(大阪市北区)では、そんなスパイスやハーブを使ったスイーツやドリンクが登場している。 【写真】「ピエール マルコリーニ」の人気テラス席、ベルギーの夏休み気分? ■人気のイタリアンジェラートに新フレーバー イタリア製マシンを使った本格派ジェラートが楽しめる「BAR & GELATERIA RAFFINATO」(うめきた広場地下1階)では、8月18日までグランフロント店限定で、初フレーバー「チョコミント」「ホワイトチョコシナモン」が登場。 「チョコミント」は生のフレッシュミントがしっかりと、チョコは72%のカカオ使用で甘さ控えめ、「チョコミント」のPOPなイメージを覆す上品な味。そして「ホワイトチョコシナモン」はエキゾチックな香りと、ホワイトチョコの味が合う。 ■ ベルギー王室御用達のショコラティエで「カレー」!? ショコラティエ「ピエール マルコリーニ」(南館1階)で、もともと銀座店限定メニューだった「ビーフカカオカリー」。同店では今年から登場している。 そもそもなぜチョコレートの専門店が、カレーを? 担当者に聞くと、「本国ベルギーにはない、日本オリジナルメニューです。本国の味をそのままではなく、その土地の味の好みにあわせて提供するのが、ピエール氏の考えです。カレーのためにリピート来店されるファンもたくさんいらっしゃいますよ」と語る。 よく煮込んだルーには香りと酸味のあるカカオの風味を感じ、あとにほろ苦さが残る。長年カカオにこだわってきた老舗ならではのカレーは、スパイスカレー激戦区でさまざまなカレーが食べられる大阪にあっても、ちょっと新しいタイプかもしれない。数量限定で、提供時間はオープンから昼3時まで。 ■ 夏気分MAX、ミント山盛り本格モヒート 「THE COSMOPOLITAN GRILL|BAR|TERRACE」(南館9階)では、夏にぴったり「MOJITO(モヒート)」(1540円)を。 モヒートは南米キューバ発祥のラムをベースにしたカクテル。カウンター席に座ると、バーテンダーが目の前でミントをこれでもかと惜しみなく使ったモヒートを作ってくれる。こちらでは大振りで香りのよい大分県産のミントを取り寄せているそう。アルコールが苦手な人は、ノンアルコールのモヒートでオーダーも可能だ。 またスタンダードなモヒート以外には、苺、パッション、レモン、シソ、ユズといったさまざまなフルーツを使用したモヒート、さらに季節限定の旬のフルーツを使ったオリジナルカクテルもファンが多いそう。現在は白桃やシャインマスカットなどが楽しめる。 ■ フランス気分で、もちもち&さわやかなクレープを フレンチカフェ「CREPERIE Le Beurre Noisette」(うめきた広場地下1階)は、パリ15区にあるビストロ「ル・ブール・ノワゼット」のシェフ監修の店で、さまざまなガレット&クレープが楽しめる。 今回いただいたのはフランスでは定番のはちみつレモンのクレープをアレンジした「自家製レモンクリームと濃厚ピスタチオアイスのクレープ」(1309円)。甘みと酸味のバランスがとれたさわやかな一皿は、国産のローズマリーとアールグレイの香るメレンゲスティックと、削ったライムとレモンが隠し味。 ドリンクニューも豊富なので、クレープに何を合わせるか、かなり迷うところ。スタッフに質問すると「甘口、辛口のシードルとあわせていただくのが、フランスの定番ですが、アルコールはちょっとという人には、フレーバーティーもおすすめです」とのこと。 ◇ 「グランフロント大阪ショップ&レストラン」館内で8月18日まで実施中の「Sun-kissed Spices and Fragrant Herbs~太陽のスパイス&香るハーブ~フェア」では、そのほかにもさまざまなハーブ&スパイス料理が楽しめる。提供期間は店舗により異なる。