勝ち点6剥奪を乗り越えた! 五輪連覇目指すカナダ女子代表が3連勝でベスト8進出、勝ち上がればなでしこと準決勝で対戦【パリ五輪】
7月31日、パリ・オリンピックの女子サッカー、グループステージ最終節が行われた。 グループAではコロンビア女子代表とカナダ女子代表が対戦した。 チーム関係者がドローンで相手国を偵察したとして勝ち点6を剥奪されていたカナダ。しかし、グループステージ2試合を戦い、開催国フランス女子代表を相手にも後半アディショナルタイムで逆転勝利するなど、連勝を飾り勝ち点を「0」に戻していた。 最終節の段階で首位は勝ち点3のコロンビア、2位にフランスがつける中、カナダは首位のコロンビアと対戦。五輪連覇に向けた道が開かれたこともあり、3連勝でのグループステージ突破を目指した。 試合はなかなかゴールが奪えない状況が続気、勝利しか突破の道がないカナダは攻勢に出て行く。すると迎えた61分、ついにその思いが実る。 ボックス左でFKを獲得すると、ジェシー・フレミングからの鋭いクロスに対しヴァネッサ・ジルがニアサイドに飛び込んで豪快ヘッド。これがネットに突き刺さり、カナダが先制した。 フランス戦も土壇場で決勝ゴールを記録したジルは、2試合連続で勝利の立役者に。そのままこの1点を守り切って0-1で勝利を収めた。 もう1試合ではフランスがニュージーランド女子代表を相手に1-2で勝利し、首位はフランス、2位はカナダとなり、3位のコロンビアも上位2カ国に入ったためにベスト8入りを果たした。 なお、カナダは準々決勝でドイツ女子代表と対戦。互いに勝ち上がれば、なでしこジャパンと準決勝で対戦となる。 コロンビア女子代表 0-1 カナダ女子代表 0-1:61分 ヴァネッサ・ジル(カナダ)
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