藤田寛之「出られる試合を一生懸命頑張っていきたい」 プレーオフシリーズへ意気込み
18日開幕の米チャンピオンズツアーのプレーオフシリーズ初戦、ドミニオンエナジー チャリティークラシック(米バージニア州/ザ・カントリークラブ オブ バージニア)に出場する藤田寛之が渡米前にインタビューに答えた。今年は6月の全米シニアオープンゴルフ選手権で単独2位とメジャー制覇まであと一歩に迫る活躍を見せた。 ―今の心境 はじめてチャンピオンズツアーに行くので、どういうところか見るのが楽しみという気持ちです。 ―今年はK.J.チョイ、Y.E.ヤンも優勝とアジア勢が活躍 PGAツアーで結果を残した2人ですし、シニアになってもそういう成績が残るというのは不思議ではないです。 自分のなかでは全米女子オープンで笹生(優花)さん、渋野(日向子)さんやその他の日本の女子がみんな頑張っていて、その後に松山英樹が(全米オープンで)6位に入って、我々シニアも宮本(勝昌)、増田(伸洋)、藤田と(全米シニアオープンに)行ったので、練習ラウンドしながら「シニアも頑張らんとね」みたいな話をしていたら、たまたま自分がいいプレーをできたということです。 ゴルフネットワークさんの放送から「勇気をもらったよ」と。臨時放送までしていただいて大変有難かったなと思ってます。 ―賞金ランク上位72人が出場する初戦に45位で進出 何が起こるか分からないのでまずは(上位54人の)2戦目に行けるように。(上位36人の)3戦目というのはハードルが少し高いというのが正直な感想なので、そこまで行けるというのは自分のなかでは予想はしていないですけど、まずは出られる試合を一生懸命頑張っていきたいなと。 72人に入るとツアーメンバーということらしいので、それだけでも嬉しいなと思っています。できれば(来季の出場資格を)1つ上げられるようになればいいなと思っています。 ―大会に向けた準備 現地の天気予報を見て「どれくらいのウェアを準備したらいいんだろう」くらいの準備です。あとは毎週トーナメントだったので。 ―アメリカのコースのイメージ 基本的にはハザードがよく効いていて、飛距離ももちろんそうですけど、正確性も必要になってくるというイメージがあります。狭い日本のコースとは違う印象があります。 ―初戦はバミューダ芝 バミューダなのでラフも難しいかもしれませんけど、これまでの経験も含めて、現地に行ってからどうやって対応しようかなとやっていきたいと思います。(パッティングも)癖がありますし、少ない経験のなかでどう対応しようかなと思っています。 ―勝負のカギ そこまでガチガチに自分も考えていないですし、自分ができるプレーをやって、順位がどこにあるのかというところで考えていきたいです。