後半に豹変…渋野日向子は3オーバー出遅れ「最後までドタバタ」
◇米国女子◇CPKC女子オープン 初日(25日)◇アールグレイGC (カナダ)◇6709yd(パー72) 【画像】古江彩佳メジャーV 渋野日向子が出迎えて祝福 強風が吹き荒れた午後のプレーで渋野日向子が出遅れた。序盤3番(パー3)で2mのチャンスを生かし、アウトを1バーディで折り返しながら、後半インで崩れて「75」。3オーバー87位のスタートについて、中継局WOWOWのインタビューで「前半は耐えていたが、後半はミスから流れが悪くなり、すごく残念です」と唇をかんだ。 バックナインの入り口、10番を4オン2パットのダブルボギー、続く11番のボギーでリズムが大きく変わった。2m以内のパットを外した13番でさらにボギー。15番(パー5)でバーディを取り返したが、最終18番は第1打を右、第2打を左に大きく曲げてボギーにした。 「これだけ風があるとティショットがかなり難しかった。最後までドタバタだったなと思います」と振り返る。フェアウェイキープ率35.71%(5/14)と苦戦。悪条件は強風以外にもあった。標高が約1100mのコースは普段よりもショットの飛距離が伸びる一方で、この日は気温が15℃近くまで落ち込んだ。「(練習日と比べて)10℃以上違う感じだったので、距離がどうなのかなと合わせるのが大変だった」と、適応できなかったのが悔しい。 2位に入った6月のメジャー「全米女子オープン」から、先週まで7試合続けて決勝ラウンドを戦っている。ダブルス戦の「ダウ選手権」を除けば、予選通過圏外でのスタートは4月下旬「JMイーグルLA選手権」(初日99位)以来となった。午前スタートの2日目に向け、「まずはゆっくり寝て、とりあえず休みます。あした伸ばせるように頑張ります」と準備を急いだ。