製造本数は150本だけ【スイス時計ブランド“ユリス・ナルダン“】世界的スーパーカーラリー“ガムボール3000”25周年記念モデル
1846年の創業以来、時計製造の世界に革新をもたらしてきたスイスの時計ブランド“ユリス・ナルダン”。自社一貫製造マニュファクチュールとして知られる実力派だ。同社は、パートナーシップを結ぶ世界で最もロックンロールなラリー“ガムボール3000”の25周年を祝福する限定モデルを発表。製造本数は150本で、ガムボール3000参加者への先行販売を実施後、一般ユーザーからの問い合わせが開始される。 【画像】ビビットオレンジが鮮烈、コラボモデルを拡大してたっぷり見る
走ること、挑戦すること、そしてその過程で生まれる物語を求めて3000マイルのレースを行う“ガムボール3000”。“独自路線を貫き、限界を押し広げ、常識を打ち破る”ラリーと共通の精神を持ち、パートナシップを結ぶユリス・ナルダンが、その25周年を祝う特別モデルをリリースした。 ベースとなるのは、針も文字盤もリューズもなく、ユリス・ナルダンの最もワイルドな作品のひとつ“フリーク”で、ケースはサテン仕上げを施したブラックDLCチタンに、マット仕上げを施したカーボニウム製サイドパーツを組み合わせた43㎜径。オープンケースバックには、アイコニックな“Gumball 3000”のロゴが記されている。 それ自体で時間を表現するフリークならではのムーヴメント“Cal.UN-230”のブリッジにガムボールオレンジのスーパールミノバ、インデックスにはホワイトのスーパールミノバが施され、時間を読みやすいスタイリッシュかつ個性ある表情が生み出されている。
さらに、Delugs製オレンジラバーベルトなど、印象的なガムボール3000オレンジのディテールが随所に散りばめられ、ドライビングのスリルとアート、音楽、カルチャーを融合させた唯一無二のスーパーカーラリー“ガムボール3000”と、常識にとらわれない作品を作る“ユリス・ナルダン”の精神が見事に融合したモデルとなっている。 なお、本作は2024年9月に開催されるガムボール3000の25周年記念ラリーに参加するドライバー限定で販売されたあと、一般ユーザーからの問い合わせが開始される。ドライバーたちは、自身のチームナンバーをあしらった自分だけのケースバックプレートにパーソナライズすることが可能となっており、一生に一度の思い出として多くのドライバーが購入すると思われる。そのため、限定150本のうちドライバー以外で手に入れられるのはごく少数となる貴重なモデルとなりそうだ。価格も問い合わせ。
文◎Watch LIFE NEWS編集部