和歌山・パンダの赤ちゃん誕生から10日「胸や背中より黒く」
和歌山・パンダの赤ちゃん すくすくと成長中 提供:アドベンチャーワールド 23日撮影分 THE PAGE大阪
和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」で生まれたパンダの赤ちゃん。24日には生後10日目を迎え、体重は115.6グラムとなり順調に成長を続けている。 【動画と拡大写真】耳や鼻が少しずつ黒く 和歌山パンダの赤ちゃん誕生1週間
出生時は体重75グラムだった
同園によると、赤ちゃんは14日に飼育している雄のジャイアントパンダ「永明(えいめい)」と雌の「良浜(らうひん)」との間に誕生した雌。出生時の体重は75グラム、全長15.5センチと体が小さく、自力で母乳を飲むことができなかった。
胸や背中のあたりの肌が、より黒くなり始めた
しかし、飼育員が授乳の保育器の中で良浜から搾乳したミルクを与えたり、良浜のもとへ赤ちゃんを戻したりて、母乳を飲むように促すなどした結果、16日には自力で飲む様子が確認された。 以来、すくすくと成長を続け、24日には前日から12.6グラム増加の115.6グラムにまで成長した。同日午前8時にはミルクを11ミリリットル飲んでおり、胸や背中のあたりの肌が、より黒くなり始めたという。同園では、公開日については、親子の様子をみながら決定するとしている。