TOKIO5人で始めた『鉄腕DASH』30年続くのは「後輩のおかげ」 城島茂「勉強させてもらってる」
失敗を恐れず…「人生を学べる番組」
森本:僕はTOKIOさんの人との接し方がすごく好きで。農家さんだったり漁師さんだったり、スタッフさんたちにも皆さんそうですけど、本当にこのままなんですよ。僕たち後輩に対する話し方もそうだし、もう本当変わらなくて、その人間性みたいなのが本当に大好きで。一緒に仕事できてよかったなっていうのがありますし、その背中を間近で見られてることがすごく貴重な経験だなと思いながら番組作りができてるので、先輩としてもそうですけど、人としてすごく尊敬できる方々だなと思いながら、毎回ロケさせてもらっています。 松島:僕は『DASH』に初めて出させていただくときに、これだけ長くやられてる番組っていうことで、先輩方やゲストなどいろんな方々が作り上げてきたものの中に入っていく怖さみたいなのがあって、緊張感のある現場というイメージで行ったんですけど、お三方がフランクに接してくださることによって、こんなこと言っていいのか分からないんですけど、最近はリーダーがお父さんに感じて(笑)。お父さんと会話してるのかな?っていうぐらいお三方がすごくナチュラルな空間を作ってくださるんです。また、アイドルという枠を超えた挑戦をたくさんやらせてもらってるので、飾らなくていいんだって思いました。僕は知らないことが多いですし、やったことがないことも多いんですけど、無知という怖さや恥ずかしさを全部肯定してくれるので、『DASH』を通して家族が知らないところで成長記録を視聴者の方に見てもらえているのも、本当にお三方のサポートあってかなと思います。 藤原:僕は『DASH』のロケでいつも思うのが、TOKIOの皆さんは失敗を恐れずにやらせてくれるというのを、いろいろな企画で感じています。「これしたら失敗するかな?」とか考えずに、まずやってみる。それで、僕らも伸び伸びできるし、失敗も成功につなげるためのものだと考えられる。企画だけじゃなくて、失敗を失敗と思わずに、次の成功につなげる過程だと思えるようになって、人生を学べる番組です。 松岡:そんなに失敗してきた!?(笑) 藤原:いや、それくらい感慨深いです。 国分:何か俺らも感慨深いわ。そんな失敗してきたんだと思って(笑) 藤原:それくらい優しい…優しいです! 着地点は「優しい」でした。 ■歌番組で超カッコつけているリチャードが「嫌(笑)」 ――リチャードさんはいかがでしょうか? 草間:僕がすごいと思うのは知識量の多さですね。どのロケに行っても「前やったこれが生かせるんじゃないか」とか、1回は経験してることが結構あるんです。それに、経験したのとは違うことに対しても、何となく知ってんねんなっていう知識がめちゃくちゃ豊富なんですよ。それだけ知識を蓄えていることがすごくうらやましいです。あと、1個のことに対する探究心がすごくて、それも面白いほうに楽しいほうに持っていくのがめちゃくちゃうまいからこそ、楽しく学べて知識としても残ってるんやろなって思うから、全てのうまさを常日頃勉強させてもらってるところですね。 国分:「DASH島」で初めましてのリチャードを見たときに、こんなに無人島に合うやつがいるんだと思いました(笑)。泳いできたのかなと思うくらい。 松岡:俺たちのほうが先に来てんのに、現地のガイドみたいな人だから(笑) 国分:でもリチャードは、最初何もできなかったような気がするんですけど、今は本当に頼もしいやつになってるんで。(本業で)何をやってる人か分かんないですけど(笑)、DASH島に来たときのリチャードは本当に成長したなって感じます。だから、エンタテイメントの中でキラキラしてるリチャードをあんまり見たいと思わない。俺はそっちのリチャードはなんかちょっと違う人だと思って(笑) 松岡:こないだ歌番組見たんですよ。超カッコつけてました(笑) 国分:俺、そういうの嫌なんですよ~(笑) 草間:そっちが本業なんです(笑)