都道府県対抗女子駅伝 最年長選手は長崎の永友 メモリード所属の39歳、4人の母
12日に京都で行われる第43回全国都道府県対抗女子駅伝大会の事務局は7日、開催を前にオンライン会見を開き、長崎県代表で39歳の永友優雅(メモリード)が今大会の最年長選手になると公表した。「今後の女子駅伝の在り方を考える視点から、彼女の走りに注目したい」としている。 永友は1985年2月生まれ。事務局によると史上6番目の年長者で、過去には45歳でエントリーした選手が2人いた。永友にとっては口加高3年時の第21回大会6区を区間5位でつないで、長崎の3位入賞に貢献して以来、22年ぶりのメンバー選出となった。事務局の栢木恵子広報部長は「現在4人の子育てをしていて、長崎チームにはお子さんと同じ年齢の子もいる」と紹介した。 主催者展望によると、京都をはじめ、大阪、神奈川、埼玉、千葉が優勝候補。有力選手も多数エントリーしており、兵庫の田中希実(ニューバランス)、石川の五島莉乃(資生堂)のパリ五輪代表のほか、全国高校駅伝などで好走した選手が出走する。 長崎は「上位入賞を争うチーム」として9番目に挙げられ、栢木広報部長は「昨年11月に復活の走りをした廣中選手の元気な走りを期待している」とコメントした。