まるで地元記念のような気合い! 岡山の取鳥雄吾が満点レースで白星発進も「吐きそうなほど緊張していた」/防府競輪G3
防府競輪「万博協賛 周防国府杯争奪戦(G3)」が開幕。二次予選に出走する取鳥雄吾(29歳・岡山=107期)に話を聞いた。 予選のメインを任された取鳥雄吾が100点満点のレースで幸先よく白星発進となった。大方の予想通り正攻法からの組み立てとなったが、誰も押さえに来ず、そのまま逃げる流れに。ホーム付近から山中秀将が仕掛けるが、4番手まで。その後中団から清水剛志が好回転で捲るも番手桑原大志が好ブロック。3番手の堤洋もビッチリ内を締めて中四国ラインで上位独占が決まった。 レース後は倒れ込み、息が整った後「押さえが遅かったら突っ張ろうと思っていたが、まさか誰も押さえに来ないとは。ビックリしました。誘導の富(弥昭)さんは先行してキツかったと思います(笑)。1センターでは駆けて楽になろうと。後は併せる準備をしていました。少しフワフワしていたが、明日以降は本調子になりそうです」と初日も十分いい走りも更なる上積みも見込める。 岡山所属の取鳥だが、普段はここ防府で練習する事が増えて地元記念と同じくらい気合が入っており「久しぶりに緊張しました。吐きそうな程。ただ、自信を持って走ることができた」と安堵の表情。 二次予選は清水裕友-久保田泰弘に任され、気の抜けない戦いが続くが、決勝進出に向けて気合を入れ直す。(アオケイ・松野記者)