マスク氏同席、会話に参加 米ウクライナ首脳の電話会談
【ワシントン時事】複数の米メディアは8日、トランプ次期米大統領がウクライナのゼレンスキー大統領と6日に電話会談した際、実業家イーロン・マスク氏が同席したと報じた。 トランプ氏は大統領選でマスク氏の支援を受け、次期政権で要職に起用する方針だが、改めて親密さを印象付けた形だ。 ニュースサイト「アクシオス」などによると、電話会談は約25分間行われ、ゼレンスキー氏が南部フロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」にいたトランプ氏に大統領選勝利を祝福。会話の最中にマスク氏がトランプ氏の部屋に現れ、電話越しにあいさつした。 マスク氏は経営する宇宙企業スペースXの衛星通信サービス「スターリンク」を活用し、戦場での通信などでウクライナを支援する。ゼレンスキー氏には支援を継続する考えを示し、部屋を出て行ったという。