大阪府・吉村知事が定例会見5月20日(全文4完)週末の東京・大阪間移動控えて
避難所のガイドラインを出す予定は?
読売テレビ:すいません、読売テレビ、【カメウラ 01:13:56】です。話少し変わるんですが、最近地震が続いていたりとか、これからまた大雨も警戒する時季になってくると思うんですけれども、コロナウイルスの警戒が続く中で運営所の在り方だったり何か指針っていうのが出されるご予定ありますでしょうか。 吉村:それはつくっていきたいと思っています。これから夏場に向けて、やはり豪雨災害っていうのは当然あり得ますし、特に秋は台風のシーズンになります。秋の災害というのは非常に、これまでの大阪の経験上からしても台風シーズンというのは非常にそういったことが起きやすいですから、夏から秋にかけて災害も起きやすい。なので、災害が起きたときに避難所が密にならないように、あるいは自宅療養している陽性者が避難するときはどうしたらいいのとか、濃厚接触者が避難するときはどうしたらいいのとか、いわゆるコロナウイルスがある前提下での避難対策とか、避難所の運営の在り方ということについてガイドライン、方向性というのは定めていきたいと思っています。 最終的には避難所の運営というのは市町村なので、僕も大阪市長をやっていましたから分かりますけど、最後の責任権者は市町村長にはなりますが、市町村長とも、これは当然協力もしながら、大阪府として大きな災害が来たときに、コロナ対策はぜひこうあるべきじゃないかという、そういった方向性はしっかり出していきたいと思っています。 司会:そしたら最後のご質問お願いします。
ポストコロナ時代にIRが成り立つか
横田:フリーの横田一ですけども、米国カジノ大手のラスベガス・サンズが日本進出を断念して、他社も続く恐れという報道が出ているんですが、これを受けて大阪でのカジノを含むIR誘致について見直し、あるいは検証、調査などをするお考えはあるんでしょうか。コロナ時代、コロナ後、ポストコロナ時代にカジノを含むIRが成り立つかどうかを含めて、あとはMGMの経営状況等をリサーチするお考えがあるかどうかをお伺いしたいんですが。 吉村:まずラスベガス・サンズについては、大阪の公募に手を挙げていただいていないので、ラスベガス・サンズの意向については関知しませんし、関与するつもりもありません。それはラスベガス・サンズに問い合わせをしていただけたらと。大阪とは、ある意味関係ないというふうに思っています。 今、大阪のパートナーとして手を挙げていただいたMGM・オリックスグループについては、これは現時点でも、このコロナ禍にある中でも大阪と協力してやっていきたいという意向を表明されていますので、大阪府としてもこういったしんどい状況の中でも一緒にやっていきたいというふうに言ってくれるMGM・オリックスグループと歩調を合わせて進めていきたいと思っています。 横田:見直しは考えないということですか。 吉村:考えていません。 司会:それではこれで終了させていただきます。どうもありがとうございました。 毎日新聞:すいません、幹事社の毎日新聞です。政務の質問がある方、いらっしゃいますでしょうか。