【住之江ボートSGグランプリ・カウントダウン】峰竜太「あの時の…。まだ返せていない。取らないと返せない」
◇5位・峰竜太(39=佐賀)2年連続10回目 「あの時のっていう気持ちはありますね。まだ返せていない。やっぱり取らないと返せない。それをまずは返したいですね」。2021年の住之江グランプリで優勝戦1号艇を手に入れたが、レースでは1Mで転覆。後続も巻き込まれて4艇がゴールできず3連単をはじめほとんどの舟券が不成立となり売り上げ約42億円のうち41億円が返還となった。 昨年の住之江グランプリも優勝戦に駒を進めて準V。ただ、やはり3年前の事故が心の中で引っかかっている。完全に払拭することはできないかもしれないが、もう一度、住之江で頂点に立つことで何かが変わるかもしれない。だから、もう一度、住之江で勝つことに大きな意味がある。 10回目のグランプリとなるが、今回は弟子の定松勇樹も参戦。「定松と出るのはでかい。トライアル2ndに上がってきてほしい。一緒に戦いたいですね。あの舞台で師弟で競り合うってことは自分にとってすごい財産になると思う」と師弟対決を心待ちにしている。 「住之江は開会式と表彰式、ゴールした後の熱狂がすごい。それをまた感じさせてもらいに行く」。2018年に住之江でグランプリ初制覇。ゴール直後の風景も忘れられない。様々な思いを胸に3回目のグランプリ制覇を目指す。
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