世界のユニークなマクドナルドの店舗トップ5(海外)
フォトジャーナリストのゲイリー・ヒーは6大陸55カ国以上のマクドナルドの店舗を訪れた。 【全画像をみる】世界のユニークなマクドナルドの店舗トップ5 そして、地域の景観と調和した個性的な店舗でハンバーガーを食べてきた。 ヒーが特に気に入っている店舗は、スウェーデンのマックスキーやアメリカのUFO型マクドナルドなどだ。 世界中のほとんどのマクドナルドの店舗は、赤と白のロゴの上にゴールデンアーチがあるというおなじみのデザインになっている。しかし、中には個性的な建築やユニークな歴史的背景で際立つ店舗もある。 ジョージアのバトゥミにあるガラス張りの店舗や、イタリアの古代ローマの道に建てられた店舗など、マクドナルドは個性を保ちながら地域の景観と調和する独自の方法を探ってきた。 作家でフォトジャーナリストのゲイリー・ヒー(Gary He)は、2024年11月29日に発売された著書「McAtlas:A Global Guide to the Golden Arches(マックアトラス:ゴールデンアーチの世界ガイド)」で、これらの店舗の本質を捉え、何が際立っているのか解説している。 2019年以来、ヒーは55カ国以上を旅し、100店舗以上のマクドナルドで食事をしてきた。中には特に気に入った店舗もあった。 「世界最大のレストラングループについて、特に興味深い部分を記録に残したいと考えた」と彼はBusiness Insiderに語り、これは彼独自のプロジェクトであることを強調した。 ここでは、ヒーがマクドナルドのファンにおすすめするユニークな5店舗を紹介する。
「スキースルー」ができるマックスキー:スウェーデン、サレン
世界中のマクドナルドの中でも、ヒーがお気に入りとして最初に挙げたのは、スウェーデンのサレンにある店舗だ。 スウェーデン最大のスキーリゾート、リンドヴァレンで1996年にオープンしたこの店舗では、ユニークな「スキースルー」が体験ができる。スキー客はスキーを履いたままビッグマックを購入できる。 スキーシーズン中は毎日午前9時から午後9時まで営業している。 「空気がとてもきれいでさわやか。まるで世界の頂点にいるようだった」と彼は振り返る。 「私が訪れたときは、ほとんど混んでおらず、私とマックスキーと山だけがあるようだった。そこでただのんびりとひとりの時間を楽しんだ」 しかし、そこに行くのは簡単ではない。ストックホルムから3回の乗り換えを経て、6時間かかったという。まずボルレンゲ中央駅から電車で移動し、その後、バスに乗り、48の停留所を経て別のバスに乗り換えた。だがその価値はあったという。 「私が世界中で訪れたマクドナルドの中で、マックスキーは間違いなく最もクールな店舗だ」