【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、水原一平元専属通訳が違法賭博に関与したとして調査を受けている。開幕戦後に疑惑が発覚して約1週間が経つが、いまだに波紋は収まらない。米メディア『ドジャーブルー』のセバスチャン・アブドン・イバラ記者が言及した。 【写真】ドジャース、高額年俸ランキングトップ10 　25日（日本時間26日）に大谷は記者会見を開き、野球やその他のスポーツで賭けをしたことはなく、誰かに代行してもらったこともないと主張している。そして、水原氏が自分の口座から金を盗み、メディアに嘘をついていたと述べた。 　メディアが大谷の代理人にスポーツ賭博に関与している可能性について問い合わせたところ、水原氏が大谷に代わって彼は借金を返済したと語った。メディアが水原氏に対して、大谷に意図的に誤った情報を伝えたことがあるかと尋ねると「いいえ、そんなことはしたことがありません」と水原氏は答えている。 　イバラ氏は「国税庁も水原を調査しており、刑事告発につながる可能性もある。とりあえず、大谷は法的にもMLBからも問題はなさそうで、現役続行を表明している。また、捜査が続いている間は警察と協力すると明言している」と言及した。