<乃木坂46 井上和>アニメは「なくてはならない存在」 「銭天堂」声優挑戦で「全てがうれしい」
「アニメが好きでずっと見ていたので、声優さんがキャラクターを演じていることは分かっているのですが、収録現場で皆さんの声がアニメになっていく過程を間近で見て、感動しました。言葉でうまく表現するのが難しいのですが、自分の好きなものを作っている過程を初めて見た瞬間だったので、声優の皆さんにより尊敬の念が生まれました。やっぱり格好いいんです!」
◇新しい挑戦が好き
井上さんが演じるつぐみは、六条教授が生み出した人工知能の少女。銭天堂の客に関する膨大なデータ、人間の行動心理学に関するデータが取り込まれている。
「可愛いです! 台本を読み、映像を見て、キャラクターについて説明していただき、この子の本質的な部分、周りの人に見せている顔の違いを感じました。自分作ってくれた教授に対しては、機械的に話します。アプリ内のキャラクターとしても登場し、アプリを見ている人たちには明るく寄り添います。1人のキャラクターですが、2人いるような感覚があって、難しかったです」
初めての準レギュラーではあるが、難しいキャラクターを演じることになった。
「難しいですね。私は普段は早口なので、意識してゆっくり話そうとしているのですが、緊張するとどうしても早口になってしまいますし……。つぐみの初登場のエピソードは、せりふ量が多く戸惑いました。逆に、せりふが少ないエピソードの際は、少ない中でしっかり伝えないといけないこともあるので、果たして大丈夫なのか?とも思いますが、私は新しい挑戦が好きですし、演じることの楽しさがどんどん増しています」
◇いつかプリキュアに
井上さんは、子供の頃からアニメが大好きで、今も毎日のようにアニメを見ているという。
「幼稚園の頃、最初に好きになったのが『プリキュア』でした。イベントに行ったり、グッズを買ってもらったりして、今見ても懐かしいと思います。今も毎期、新作アニメが放送されるのを楽しみにしていて、最近は『杖と剣のウィストリア』が好きです。アニメがすごく面白かったので、原作のマンガを全巻買いました。ラノベやマンガも好きで、気になると全巻買ってしまうんです」