奥平大兼さん・特別インタビュー!話題作『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』では「ウーパナンタ語」に苦戦!?|CLASSY.
――現実世界の実写パートのほうでは、中島セナさんやエマニエル由人さんなど同年代の方たちのほかに新田真剣佑さんや森田 剛さんといった個性の強い先輩たちとも共演されています。撮影で印象的だったこと、心に残っていることがあれば教えてください。 そうですね。全部すごく楽しかったっていうのに尽きますね(笑)。真剣佑さんとは一緒にアクションをやっている時の思い出がありますし、中島セナさんに関しては一緒に冒険する仲間なので、いろんな場所に撮影に行ってお芝居の中でいろいろな体験をしました。普段の撮影では見られないようなことも見ましたし。森田さんとはアクションシーンもですけど、物語のすごく大事なところで共演させていただいたり、たくさんの思い出がありますね。4カ月間の撮影だったんですけど、撮影が始まったのが8月で終わったのが12月だったので季節を3つまたいでるんですよ。クランクインの時はすごく暑かったのに、クランクアップの時はすごく寒くなっていて。夏は撮影場所が40℃くらいある時にすごく分厚い衣装を着て、タイムが現実世界に現れてパッと本棚から飛び出てくるシーンを撮っていたのですが本当に暑くて。その時のことを「あの時は暑かったね」って話しながらクランクアップが間近になったら、同じ場所なのに全然体感温度が違っていて、「すごく長い間撮影をやってたんだね」という話をしたのが印象に残っています。 ――実際に仕上がった作品をご覧になって、どんな印象でしたか? 撮影現場だとCGの相手はいないですし、声の収録の時も映像が完成してないので、どんな作品になるのか撮影中は想像がついていなかったんです。そこが全部仕上がったものを見た時は、こんなにもリアルなんだと圧倒されました。CGやアニメが加わることによって、ファンタジー感が増えたというか。日常生活もあるけど、でも日常生活のどこかにもファンタジーがあるようなテイストになっていて、こんなテイストを出せる作品は今、日本にどれぐらいあるのかなって思うと、貴重な作品に出させていただいたんだなとすごく思いました。