高齢者など、日常の買い物が困難な人たちに活用してもらおうと、大分県内でも移動販売車の取り組みが広がっています。 全国で移動スーパーを展開する「とくし丸」は、スーパーマーケットチェーン、マルミヤストアの大在店と協力して、きょうからサービスを開始しました。 日田市と大分市の金池南店に続いて３台目の運行で、大在店で出発式がありました。 マルミヤストア　木本泰雄代表取締役副社長「昨今の高齢社会で免許がないとかで買い物ができない人が多いこちらから出向いて皆さんに商品を案内する」 軽トラックを使用した移動スーパーには、食料品や日用品など４００品目、１２００点が積まれ、車で３０分圏内の高齢者の家や老人ホームなどを巡回します。 商品にはガソリン代などで１点につき２０円が上乗せされます。 利用者 「品ぞろえが多くてびっくりした新鮮なものとか珍しいものがいい」 買い物支援だけでなく、地域の見守りや防犯対策の面でも期待されています。