マカオ警察が工業ビル内に開設の違法麻雀賭博店を摘発…責任者と客の男女5人送検
マカオ治安警察局は7月22日、マカオ半島の北部の慕拉士大馬路にある工業ビル内の一室で違法麻雀賭博が行われている可能性があるとの通報を受け、同月18日に摘発を実施したと発表。 同局による立入検査の際、室内で責任者の女1人(30代)と麻雀に興じていた客の男女4人を発見したとのこと。責任者の女は同局の調べに対し、今年(2024)年5月15日から月額8500香港ドル(日本円換算:約17万円)でスペースを借りて麻雀場所として客に提供を始め、1テーブル1時間あたり50パタカ(約1000円)を客から徴収していたなどと供述。4人の客についても麻雀賭博をするため集まっていたことを認めたという。
同局では、店舗の責任者を違法賭博場所経営罪、客についても麻雀賭博に参加したことが法令に触れるとして、本件に絡む5人全員を検察院送致済みとした。 マカオではローカルエリアを中心に違法麻雀店の摘発例がしばしば報告されている。