木村拓哉主演ドラマ『Believe-君にかける橋-』に出演! s**t kingzのshojiがダンサー流の役作りを明かす
圧倒的なダンススキルと表現力を武器に、唯一無二のショーを作り上げてきたs**t kingz。ダンサー史上初となる日本武道館での単独公演を成功させた後も探究心を燃やし続け、それぞれが個人としても活躍の場を広げている。 『Believe-君にかける橋-』に出演するshojiの写真をもっと見る! そんな中、リーダーのshoji(持田将史)が俳優として4月25日スタートのテレビ朝日開局65周年記念木曜ドラマ『Believe-君にかける橋-』に出演。主演の木村拓哉さんからもらった刺激や作品の見どころ、試行錯誤の末に辿り着いた役作りのアプローチについて語ってもらった。
出演舞台を評価してくれてオファーをいただけるのはとても嬉しいこと
――テレビ朝日開局65周年記念木曜ドラマ『Believe-君にかける橋-』に出演することになった経緯は? ドラマのプロデューサーさんが、昨年12月に僕とOguriが出演した『ある都市の死』という舞台を観に来てくださり、それが今回のご縁につながったと後から伺いました。必死に頑張った舞台をきっかけに次のチャンスが生まれたことが嬉しかったですし、僕はお芝居が大好きなので、とても光栄でした。だから役作りのためにも迷わず坊主に!(笑) ――主演の木村拓哉さんとs**t kingzはもともと交流があったのでしょうか? kazukiは木村さんのソロ活動で楽曲の振付やライブの演出に携わらせてもらっていて、NOPPOはSMAPさんのツアーにダンサーとして出たことがあります。僕は個人的な接点はなかったものの、木村さんのラジオにs**t kingzがゲスト出演した際にお話させていただいたことがあります。僕らの武道館ライブに来てくださった際にもご挨拶させてもらいました。今回はついにお仕事でご一緒できることが光栄で、ワクワクしながら撮影現場に向かいましたね。
木村さんの包容力や遊び心に驚いた
――木村さんが演じる主人公・狩山陸は橋作りに情熱を燃やす大手ゼネコンの土木設計部長で、事故をきっかけに刑務所に収容されてしまいます。shojiさんが演じる役どころについて教えてください。 僕が演じる赤塚は、刑務所で狩山陸(木村さん)と同室になる囚人の一人です。強盗傷害で捕まった男で、顔にタトゥーが入っているようなアウトローな役どころですね。普段の自分とは遠い役柄だったこともあり、一層やりがいを感じました。赤塚は基本的にイキッているけれど、精神的な弱さや脆さが垣間見えます。役作りにおいてはその塩梅を特に意識しました。そういった赤塚のキャラクターがあるからこそ、木村さん演じる狩山の情熱や精神的な強さが際立てば良いなと思っています。 ――撮影現場で木村さんと対峙された感想を教えてください。 木村さんの包容力や遊び心に驚かされました。緊迫した接近シーンでも「もっとガッツリきちゃっていいよ」と声をかけてくださるので、こちらも120%でぶつかっていけるんです。僕がどんなアプローチでお芝居をしても、木村さんは柔軟に打ち返してくださって。あらゆる登場人物とかかわる主演でありながら、一人ひとりのお芝居を受け入れる柔軟性があって、それでいて自分が演じるキャラクター性もブラさない。圧倒的な経験値がないと到達できない領域だと思いました。キャストやスタッフさんを巻き込みながらシーンをブラッシュアップさせていくエネルギーも圧倒的だし、とにかく勉強になることばかりでした。 ――ドラマ全体の見どころはどんなところにありますか? 僕は序盤の台本しか読んでいないのですが、どういう結末に辿り着くのかわからなくて、とにかく先が気になるんです。撮影現場に置いてあった数話先の台本が目に入ってきましたが、必死に我慢して手は伸ばしませんでした(笑)。詳しいことは言えませんが、いろんな人物と事件が絡み合う様子が丁寧に描かれているので、かなり見応えのある作品に仕上がっているはずです。