願い込めたこいのぼり 児童生徒639人分 奄美大島の龍郷町
鹿児島県奄美大島の龍郷町内にある「とおしめ公園」に23日から、ビニールで作ったカラフルなこいのぼりが飾られている。町内の小学1年生~高校1年生が制作。それぞれの願い事を書き込んだ639人分の作品が風に舞い、国道沿いの風景を鮮やかに彩っている。 5月はこども家庭庁が定める「春のこどもまんなか月間」。5日から12日までは児童福祉週間となっている。こいのぼりは、子どもや子育てに優しい社会づくりの啓発活動として、町子ども子育て応援課が2020年から毎年設置している。 「いい一年になりますように」「看護師になりたい」「絵がうまくなりたい」など希望や夢が書かれた作品が、9メートルほどのロープ約20本に連なっている。同課担当者は「子どもたちが将来を描き希望を持って自立していくよう願いが込められている」と語った。 こいのぼりの掲揚は5月10日まで。