元日本代表が講師 JFA×みずほのサッカースクールが初開催「将来、代表で…」
日本サッカー協会(JFA)と株式会社みずほフィナンシャルグループによる共同イベント『BLUE DREAM みらいスクール』が16日に初開催され、第1回は鳥取県のAxisバードスタジアムで行われた。 同イベントはパートナーシップを締結する両者の取り組みとなり、社会課題の解決や子どもたちの体力低下の食い止めなどを目的としており、鳥取県内の小学校低学年(1~4年生)を対象に、ピッチ上でのスモールサイドゲーム(3人制、5人制)と座学による「ゆめプログラム」の2部構成で、午前と午後に約190名が参加した。 今回はゲスト講師として森岡隆三さん、鮫島彩さんの元日本代表2名が参加。ピッチ上では子どもたちとともに汗を流しながらアドバイスを送り、「ゆめプログラム」では自身の幼少期の頃、どんな考えでサッカー選手を目指していたかを話しつつ、子どもたちが今どんな夢を描いているか、その実現のためにどんなことを考えているかを一人ひとりに聞いて回った。 「子どもたちが元気にボールを追いかける姿を見て、元気をもらった」という森岡さんは、「スタジアムの中に入っただけでも子どもたちのテンションは上がるし、正直誰も僕のことは知らないと思います(笑)。だけど、後から『元プロだったんだ』くらいは知るきっかけにはなると思います。僕も昔そうでした。そのちょっとした夢の欠片、その積み重ねが、未来の素敵な選手を育てることに繋がっていくのは間違いないと思います」と開催の意義に言及。 試合の合間にも子どもたちと1vs1などをして親睦を深めていた鮫島さんは、「触れ合えたお子さんたちが、将来いつか代表で活躍してもらえたら、本当にうれしいことです。けど、とにかく今の年齢では楽しむだったり、自分の好きなプレーを伸ばしてもらうことを一生懸命やってほしいです。それが代表とかに繋がってくれたらうれしいです」と、将来プロ選手が誕生することに期待を寄せている。 今回は鳥取県で初開催となった『BLUE DREAM みらいスクール』は今後、全国地域での開催を予定している。
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