韓国の25~39歳、未婚者が6割以上…うち半数以上が親と同居の「カンガルー族」
【09月15日 KOREA WAVE】韓国の25~39歳の青年層では未婚者が全体の66.3%を占め、そのうち50.6%が親と同居する「カンガルー族」であることが統計庁の報告で明らかになった。特に20代後半では親との同居率が57%に達する。 2022年時点で青年のうち配偶者がいる割合は33.7%で前年より2.4%ポイント低くなった。性別で見ると、女性の配偶者の割合が40.4%で男性(27.5%)より12.9ポイント高かった。 首都圏では既婚者はわずか31.7%であり、地方より低い傾向がみられる。特にソウルは既婚者率が25%と低いが、セジョン(世宗)は51.4%で全国最高となっている。 また、既婚青年の収入は未婚者より高く、男性は特に差が大きい。既婚男性の中位年収は5099万ウォン(約510万円)、未婚男性は3429万ウォン(約343万円)。一方、女性は未婚者の方がやや高かった。 さらに、既婚者の75%が子供を持ち、特に30代後半の83.8%が子持ちだった。また、未婚者のうち親と同居していない者の就業率は高く、収入も親と同居する者を上回っている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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