黄色いじゅうたんに埋まりたい 園児が落ち葉遊び
長野県東筑摩郡生坂村の生坂保育園の園児33人が29日、県天然記念物「乳房イチョウ」がある小立野地区の乳房観音堂の境内で落ち葉遊びをした。一面に「黄色いじゅうたん」のように積もった落ち葉をかき集め、放り投げたり寝ころんだりして感触を楽しんだ。 【写真】落ち葉に埋まる 毎年の恒例行事だが、今年は色づきが例年より2週間ほど遅く、何度も延期してこの日を迎えた。年長の岩間陸ちゃん(6)は「(落ち葉で)ベッドを作った。もふもふで気持ちいい」と笑顔だった。 「乳房イチョウ」は高さ約35メートル。目の高さの幹回りは8・3メートルで、樹齢は800年ほどと推定される。同地区の住民でつくる保存会が、大切に手入れを続けている。