7月6日のイングランド戦でハカをリードするTJ・ペレナラ(Photo: Getty Images)

　ニュージーランド代表“オールブラックス”として81キャップの出場記録を持つSHのTJ・ペレナラが、2024-25シーズンからリーグワン ディビジョン1のリコーブラックラムズ東京に加入する。8月2日にチームが発表した。契約期間は3シーズンに渡る。 　ニュージーランドのポリルア出身で現在32歳のペレナラはスーパーラグビー・ハリケーンズなどでプレーし2014年にオールブラックスとして初出場を果たした。W杯は2015・2019年に出場し、2015年は優勝を経験した。これまでオールブラックスとして81キャップを獲得。マオリ・オールブラックスでも2キャップの出場記録を持つ。 　23年のW杯フランス大会は負傷の影響で選外となったが、スコット・ロバートソンHCが就任した今年7月のテストマッチシリーズではオールブラックスに復帰していた。 　先発出場した7月6日のイングランド戦で脚を負傷したが、8月10日に開幕する「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」のスコッドに選出されている。 　2021シーズンはトップリーグのNTTドコモレッドハリケーンズに加入。1シーズン限りであったがアグレッシブなプレーとリーダーシップでNTTドコモを牽引し、チーム初のベスト8入りに貢献した。 　このシーズン以来、約4年ぶりに日本でプレーすることになるペレナラは、「これからの3シーズン、由緒あるブラックラムズ東京に加入のお知らせができることを心より嬉しく思います。家族と共にこの新たな旅に乗り出し、リーグワンでこの偉大なクラブに貢献できることを楽しみにしています。選手としてチームのためにフィールド内外で貢献し、新しいチームメイト、コーチ、スタッフと共に働くことを楽しみにしており、できる限り良い影響を与えたいと思っています」と意気込みを語っている。 　今年の12月21日に開幕するリーグワンでは、東京で黒いジャージーを着るTJの勇姿を目にすることができるだろう。