「正座させて蹴ったり」同級生語る43歳男の“素顔” 北九州中3殺傷事件
■同級生語る“素顔”厳しい一面も
取り調べには応じているものの、動機は答えていないという平原容疑者。その学生時代を知る男性に話を聞きました。 平原容疑者の同級生 「小中高の同級生」 「(Q.部活は?)バスケット。中高。(平原容疑者は)背も大きいから運動神経も良くて試合もよく出ていた」 「(Q.成績は?)(自分と)一緒ぐらいであまり良くなかった」 平原容疑者と小中高の同級生で、同じバスケット部だったという男性。 平原容疑者の同級生 「(Q.どんな人?)ちょっと物静かで一緒にいると黙ってついてきてみたいな感じ」 「(Q.(部活での)ポジションは?)センター。高校の時180センチくらいあった」 「(Q.部活以外ではどうか?)物静かな感じ。よく話す相手とは話すけど、大勢でワイワイ一番声出してというタイプではない。特にトラブル起こすようなタイプでもない」 物静かな一方、後輩には厳しい一面も見せていました。
■“物静か”な男に変化
北九州市で中学生の男女2人が刺されて死傷した事件。19日、男子生徒への殺人未遂で逮捕された平原容疑者。20日に送検されました。 小中高の同級生は物静かな一方、後輩には厳しい一面があったことを覚えていました。 平原容疑者の同級生 「後輩には強く当たる場面は何度か見たことがある。ボールの磨き方が悪いと怒鳴りあげたり手も出たりとか。時代が時代で自分らも後輩に強く当たってその中でも(平原容疑者は)さらに強く当たって正座させて蹴ったりとかボールを投げつけたり、いいって言うまでずっと走っておけとか。物静かな感じで、今考えたらちょっと変わったところもあったかな。同級生に対しては全然そんなこともないから、そういうのが分からなかった」 卒業後も数回、部活の仲間で会っていました。 平原容疑者の同級生 「変わらず物静か」 「(Q.結婚式に呼ばれたりは?)(結婚式は)呼ばれたけど断った。たぶん14~15年前」 「(Q.妻と子どもがいた?)うん。離婚したとかそんな話」 家庭環境についても、覚えていたことがありました。 平原容疑者の同級生 「きょうもそれをずっと考えていて、何でそんなことしたのかなと。救えたんじゃないかとかまではないけど、家庭環境が複雑だったのも中学校の時に実はあって、父親が亡くなって母親側に引き取られてたぶん今の家に行って。苦しんでいたという話も聞いたことがある。こっちも中学校でそんな客観的に見ることもなく」 ここ数年は、音信不通になっていたということです。 平原容疑者の同級生 「ちょっと前まで会っていた時期からその後、音信不通になったから全然分からない。自分の周りも平原容疑者に対して音信不通。地主だったのかで駐車場経営とかしていたと聞いている」
テレビ朝日