追い風吹く立憲 「政治塾」に500人応募 候補育て擁立加速めざす
立憲民主党は22日、次期衆院選の候補者の掘り起こしをめざす「りっけん政治塾」を東京・永田町の党本部で開き、オンラインを含む350人が参加した。「政権交代」を目標に掲げるものの、現在の候補者数は単独過半数(233議席)に満たない181。このため「塾生」を候補者に育て上げ、擁立作業の加速につなげる狙いがある。 【写真】「りっけん政治塾」で講演する立憲民主党の泉健太代表=2024年6月22日午後3時10分、東京・永田町、伊沢健司撮影 政治塾では、講師役の泉健太代表が「この塾から民主主義の再生がスタートする。次の総選挙に名乗りを上げる方が一人でも多く増えれば、そんな喜びはない」と訴えた。 立憲が政治塾を開くのは、2017年の旧立憲の結党以来初めてで、学生、会社員、自治体議員ら500人が応募。このうち7割が国政や地方の政治家志望という。立憲幹部は「応募者が多くて驚いた」と明かす。
朝日新聞社