早大が京産大に勝利 2019年度以来の大学日本一に王手 HO佐藤主将「まだまだ成長できる」/大学選手権
ラグビー全国大学選手権準決勝(2日、早大31-19京産大、国立)関東対抗戦1位の早大が、関西2位の京産大から5トライを奪って快勝。2019年度以来の大学日本一に王手を懸けた。13日の決勝(秩父宮)で、関東対抗戦2位で4連覇を狙う帝京大と顔を合わせる。 【写真】積み重ねたタイヤでスクラムの押しを確認する京産大PR川口新太 前半は早大が7分にLO栗田文介、15分にCTB福島秀法のトライで12-0とし、試合を優位に進める。24分にHO佐藤健次主将のトライで点差を広げると32分には敵陣での連続攻撃からWTB田中健想のトライ。26-0で前半を折り返した。 後半、最初の得点も早大だった。FB矢崎由高の「50:22」から好機を作った。敵陣深くのラインアウトからSO服部亮太を経由し、矢崎のパスを受けたWTB池本晴人が11分にトライ。31-0とリードをさらに広げた。京産大は25分、敵陣ゴール前で高いフィジカル能力を発揮しトライ。ゴールも決まって7点を返すと、33分に途中出場のFW乳井大士がトライ(ゴール)。早大からみて31-14となり、39分に京産大はSH土永旭がトライを奪ったが、及ばなかった。 早大の佐藤主将は「勝てたので良かったが、内容としてはまだまだ成長できるところがたくさんある。(決勝は)最後、1点でも勝っていればいい。結果にこだわって、その中で自分たちにフォーカスして」と話した。