【作家・村山由佳さん(60歳)】が肝に銘じる故・渡辺淳一さんからの「出家しないで書き続けてね」の言葉|美ST
村山さんの美の秘密
▶︎アルコールやエタノール不使用。優しい香りの水性香水がお気に入り パリ生まれのオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの水性香水「オー・トリプル」は、途中で香りが変化せず、執筆中の気分転換や集中のためにいくつか愛用しています。
▶︎父の形見と運命のスプーンは思い出が宿る大切な宝物 セイコーのクオーツ式腕時計は亡き父の愛用品。銀のスプーンは、私と夫(従弟)が使った離乳食用。父が亡くなった翌年天に召された愛猫もみじもこれで缶詰を食べました。
▶︎軽井沢で一緒に暮らす6匹の猫も大切な家族の一員 愛猫もみじの毛や骨を納めたペンダントを、ここぞというときのお守りに。もみじ&お絹の写真で作ったスマホケースは何度も作り替えています。写真なら1万枚はあるので。
▶︎手こそ年齢が如実に表れるので手と爪のケアは抜かりなく パソコンを打つときは否が応でも目に入り、サイン会などで手元を見られることも多いので、ハンドケアはしっかりと。ユースキンhana ハンドクリームは特に気に入ってます。 35度を超える酷暑のなか、祖母から譲り受けたというススキ柄の単衣に、縁起のいいトンボ柄の絽の帯を品よく纏った村山由佳さん。スタジオに現れた瞬間、涼しい秋風が吹き抜けました。最近着物熱が再燃し、軽井沢の自宅で客間として使っていた和室を、昨年着物部屋にしたそう。ロングヘアをパパッと結い、着付けも自身で。5歳年下の従弟でもある夫と、6匹の愛猫たちと軽井沢で暮らす。 2024年『美ST』11月号掲載 撮影/吉澤健太 ヘア・メイク/Sai 取材・文/安田真里 再構成/Bravoworks,Inc.