軽カーだけの熱きバトル「東北660選手権 第2戦」は52台もエントリー! 若者もモータースポーツを楽しむレースの結果を報告します
4クラス:2023年ダブル王者の6号車猪又が圧巻の走りで優勝
そして2023年はHA36型スズキ「アルト」のAGSが席巻した4クラス。今年はHA36のみタイヤがセカンドラジアル限定となったが、それでも速さは変わらず第2戦ではトップ3をHA36が独占する。 優勝は2023年シーズンのHA36カップと併せて、ダブルチャンピオンを獲得した6号車(アルト)猪又真輝だった。準優勝の168号車(アルト)高杉俊太郎と3位の358号車(アルト)菅原武は宮城県にあるテクニカルなショートコース「サザンサーキット」からのエントリーで、2023年からの試行錯誤が着実に結果として表れてきたようだ。
5クラス:2クラスでも通用しそうな速さの27号車齋藤が制覇
そして4回までしか参加できないビギナー用の5クラス。優勝は予選タイムが1分21秒711で2クラスでも戦えそうな27号車(エッセ)齋藤 俊、準優勝は23号車(ミラ)冨田真澄で3位には初参戦の女性ドライバー309号車(エッセ)佐藤奈美だった。レースの駆け引きやセッティング技術を身に付けた彼らが、いずれ上のクラスでどのような戦いを繰り広げるかも楽しみだ。 新規格NAの軽自動車による東北660選手権は、次のラウンドから早くも後半戦に突入する。第3戦は8月25日に再びスポーツランドSUGOへ場所を移して開催される。真剣ながらもアットホームな空気のレース、ギャラリーだけでも楽しめるのでぜひサーキットへ!
佐藤 圭(SATO Kei)