群馬県が高校生の提言実現 子宮けいがん予防の動画配信
群馬県は、高校生が知事に提言する「高校生リバースメンター」制度で発案された子宮けいがん予防動画などを作り、公表したと発表しました。 これは群馬県の山本一太知事が14日の定例会見で発表したものです。群馬県は「若者の自由な発想を県政にとり入れる」として、今年度、県内の高校生9チーム10人を知事の相談役「高校生リバースメンター」 に任命し、各チームから具体的な政策の提言を受けました。今回、事業化されたのは、そのうち、女子高校生2人が提言した 「子宮けいがん予防普及啓発動画の配信 」と「メッセージステッカー付きの生理用品の配布」です。
TikTokで配信されたラップ調の動画には、この高校生2人が出演し、「超忙しいし」「明日テストだし」と、関係ないと思いがちな若い人たちにむけて、子宮けいがんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)を防ぐためのワクチン接種と検診について情報をチェックしてみてほしいと呼びかけています。またこの高校生らが産婦人科の医師の解説を聞く動画もYouTubeで公開されました。 さらに群馬県は、この高校生2人の提言をもとに、子宮けいがん予防を呼びかける言葉が書かれた特製パッケージに入れた生理用品を県内の公立・私立高校あわせて71校に配布したということです。
■公開されたTIKTOK動画
https://www.tiktok.com/@schooloflock69/video/7345850655191436562?q=%E7%BE%A4%E9%A6%AC%E7%9C%8CHPV&t=1710424485667