2030年以降まで契約結んでいる者が“16人”も…… チェルシーで増える超・長期契約に驚きの声「こんな運営をしているクラブは他にない」
見えづらい補強戦略
トッド・ベーリー氏がオーナーになってからのチェルシーで目立っているのが、驚くほどの『超長期契約』である。 現在はFWニコラス・ジャクソンとの契約延長に近づいているようで、現行の2031年までの契約が2033年まで延長されることになる。9年後までの長期契約であり、現在23歳のジャクソンは契約を満了すれば32歳までクラブにいることになる。 英『The Sun』は、サッカーファンからも異常な契約年数との声が出ていると取り上げている。ジャクソンに限らず、2030年以降まで契約を結んでいるチェルシーの選手の数は実に16人に達する。 今夏に獲得したMFレナト・ベイガ、FWジョアン・フェリックス、ペドロ・ネト、GKフィリップ・ヨルゲンセン、他にはMFモイセス・カイセド、FWミハイロ・ムドリクは2031年まで、MFエンソ・フェルナンデスは2032年まで、MFコール・パルマーは2033年までの契約だ。 ジャクソンも新契約締結となれば2033年までの契約となるが、これについてSNS上では「こんな運営をしているクラブは他にない。狂気」、「こんな契約は初めてだ。今までにない」、「9年!?」と驚きの反応が出ている。 もちろん全員が満了までクラブに留まるというわけではないだろうが、目立つ契約形態であることは間違いない。補強戦略と合わせて迷走していると言われることもあるが、ベーリー体制での戦略はいつの日か実を結ぶのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部